JT37x7/TSI シリーズ(QuadPod付属)
JT37x7/TSIは、JTAG ProVisionからお客様の基板に対し、JTAGテストやFlashの書き込み(※)を行うことができるイーサーネット接続にも対応した高機能なJTAGコントローラです。
※Flashの書き込みは、JT3717/TSI , JT3727/TSI のみ対応。
JT37x7/TSIには、QuadPod標準セットが同梱されています。
JT37x7/TSI シリーズ
JT3707/TSI
- テストのみ
※Flash書込み用モジュールを追加することによりFlash書込み可。
→ JT3717/TSI(64Mbit FlashメモリISP対応)
→ JT3727/TSI(128Mbit FlashメモリISP対応)
JT3717/TSI (64Mbit FlashメモリISP対応)
- Flash書込み用モジュール(JT2108)を標準で搭載
- イメージメモリサイズ:64Mbit
- JT3707/TSI + JT2108 = JT3717/TSI
JT3727/TSI (128Mbit FlashメモリISP対応)
- Flash書込み用モジュール(JT2116)を標準で搭載
- イメージメモリサイズ:128Mbit
- JT3717/TSI + JT2116 = JT3727/TSI
JT37x7/TSI 詳細
コントローラ インターフェース
PCとの接続方法は下記の3つのシリアルインターフェンスから選べます。
- USBポート
- Ethernet
- IEEE1394
アクセス ポート数
- ポート数:x4
- 同時に4つのスキャン・チェーンに接続可能
- 1TAP構成の基板を4枚同時にテスト可能
- Digital I/O Scanモジュールの接続にも利用できます。
- TAP電圧の個別指定が可能
アクセス ポート対応電圧
- TAP電圧は1.5V~3.6Vまで0.1V刻みでプログラム可能
※オプションでPODをIntel社製デバイス向け低電圧Podと交換する事で、より低電圧やintel社製デバイスに対応可能です。
アクセス ポートの最大TCK周波数
- MAX TCK :40MHz
JT37x7/TSI シリーズ付属のQuadPod 標準セット
QuadPod標準セットは、uadPod Transceiverと4個のJT2149 TapPodをセットにした、JTAGテストコントローラ JT37x7シリーズ に付属している製品です。
TapPodを別の機能を持ったオプションの製品の交換できまます。
オプションの延長ケーブルも利用できます。
セット内容
- JT2148 QuadPod Transceiver x1
- JT2149 TapPod x4
QuadPod System 別売りオプション
JT2149/DAF
[Digital I/O Scan対応Pod]

JT2149/DAFは、周波数やアナログ電圧を図ることのできるデジタル/アナログのI/Oチャンネルを持つ製品です。
QuadPodのPODの1つと差し替えることで電圧値と周波数を測定することができます。
JT2149/eMPV
[Intel社製デバイス向け低電圧Pod]

JT2149/eMPV は、高性能なPODです。
Intelの1.05V系デバイスを動作させるためには、QuadPodのPODと低電圧対応であるJT2149/eMPVを差し替えることで対応可能です。
PF2137/47
[QuadPod用延長ケーブル]

PF2137/47は、QuadPod本体とTapPodの間を信号品質を保ったまま、1m延長でる4本セットのオプションケーブルです。
QuadPodd本体とTapPodの間を大きく離す事ができる為、検査対象の基板に対し楽にTAPケーブルを接続できます。