前面装着型のプラグイン・モジュールにより
システムの拡張とメンテナンスを簡素化し、未終端クロストーク試験にも対応

ピカリング インターフェース社は、試験要件の変化に応じてシステムの規模を拡張できる、モジュール式の2A Ethernet制御対応LXIマトリックス「65-217」を発表しました。スケーラブルなLXIシャーシ・プラットフォーム「65-200」向けに設計されたこの新しいプラグイン・モジュールは、保守作業の簡素化にも貢献します。一部の航空宇宙アプリケーションや車載アプリケーションで特有の要件となる、未終端信号パスにおけるRFクロストーク測定もサポートします。

ピカリング社のプロダクト・マネジメント責任者のスティーブ・エドワーズ氏は「65-217なら、現在必要なマトリックス・サイズで導入し、将来的に拡張していくことができます」と述べ、さらに「65-200シャーシには最大6つのプラグイン・モジュールを装着でき、独立した64×8マトリックスではなく、単一のマトリックスとして構成できます。制御ソフトウェアがモジュール間のパス識別オフセットを処理するため、プログラミングの複雑さが軽減されます」と語りました。

プラグイン・モジュールを追加するごとに64×8、1極のマトリックスが追加され、19インチ、2Uシャーシで最大384×8まで拡張できます。モジュールは前面から着脱できるため、テスト・ラックからシャーシを取り外すことなく、追加や交換が可能です。前面パネルのY軸アクセスを備えたモデルと備えていないモデルが用意されており、スイッチ式Y軸ループスルー接続により、複数シャーシ間でマトリックスを拡張できます。

2系統のY軸アナログ・バスが備わっており、複数の外部計測器からマトリックス内の異なる部分へ同時にアクセス可能です。また、システムを2系統の独立したマトリックスに分割することもできます。さらに、スイッチ式Y軸ポイントにより、使用していないセクションを切り離して帯域幅を最大限確保できます。

リレーの動作回数をカウントする機能が搭載されているため、計画的に予防保守を実施し、信号パスへの負荷を均等に分散できます。リレー自己診断機能(BIRST)を搭載し、オプションで外付けeBIRST自己診断ツールにも対応しているため、故障や摩耗のあるリレーを特定できます。また、各プラグイン・モジュールには予備リレーが搭載されているため、保守性の向上とダウンタイムの短縮に寄与します。

65-217は、最大300VDCまたは250VAC、2Aの信号をスイッチングでき、最大電力定格は60Wまたは62.5VAです。本製品は、ピカリングの標準3年保証と、長期製品サポートが適用されます。

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ピカリング インターフェース社について
ピカリング インターフェース社は電子的試験/検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。
PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。
さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。

ピカリング社製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリングインターフェース社は米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国、マレーシアでの直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。
現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、http://www.pickeringtest.com/ja-jp/をご覧ください。日本では、アンドールシステムサポート株式会社(https://www.andor.jp/)がピカリングインターフェースの総代理店となっています。