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マス・インターコネクト

マス・インターコネクト (Mass Interconnect)

マス・インターコネクトは、大規模相互接続とも訳される、複数のコネクタを一括して挿抜可能な電気連結器です。


ピカリング社では、交換可能テストアダプタ(ITA)PXIベースのテストシステムで使用する必要がある場合は、マス・インターコネクト・ソリューションの使用を推奨しています。ピカリング社の包括的なをPXIモジュールは、Virginia Panel Corporation(VPC)と MAC Panel MassInterconnect ソリューションの両方で完全にサポートされています。

自動テストシステムにマス・インターコネクトを導入するメリットはなんですか?

マス・インターコネクトは、電源、機器間の接続、およびテスト環境でのDUT(被試験デバイス)への切り替えを簡素化する機械的インターフェースです。
マス・インターコネクトを導入することで、複数の様々なコネクタを手作業で挿抜するミスが発生しやすい時間を要する作業を、簡単な作業に置き換える事ができます。

マス・インターコネクトの基本構造について

マス・インターコネクトは、下記の要素から構成されています。

  • テスト・レシーバ (test receiver)
  • インターフェイス・テスト・アダプタ (ITA:Interface Test Adapter)
  • エンクロージャー (enclosure)

テスト・レシーバーがモジュラー計測器(この場合はPXIシャーシ)の前面に接続されています。このレシーバは、スイッチングと計装に接続されています。

インターフェイス・テスト・アダプタ(ITA)には、マス・インターコネクトに接続する一連の嵌合コネクタがあります。これらのコネクタは、DUTに結合する一連のコネクタ、またはテストのためにDUTの基板が挿入されるコネクタのいずれかに配線されます。

これらの、配線とコネクタを保護するためにエンクロージャが取り付けられています。

ベンダーの選択

お客様マス・インターコネクトが必要であると結論付けた場合は、ベンダーを選択する必要があります。 この市場には2つの主要なベンダーはMAC Panel と Virginia Panel (VPC)です。また、その他のいくつかの小さなベンダーがございます。

ピカリング社としては、特定のベンダーを推奨としていおりません。
ベンダーの選択は、利用可能な製品、必要なサポートのレベル、およびテスト予算に基づいて行う必要があります。

これらの企業はすべて、必要に応じて、構成、技術コンサルティング、およびカスタマイズの面でお客様をサポートできます。ITAの選択については、マス・インターコネクトのプロバイダーがお手伝いします。

コネクタのタイプには非常に明確な仕様があり、それらを遵守する必要があり、コネクタの定格は最大電圧、電流、電力、および周波数です。
定格が100Vおよび10Aのコネクタは、必ずしも定格が1,000Wのコネクタである必要はありません。
それぞれ最大100Vまたは最大10Aであり、その両方の最大値を同時には満たせない場合があります。
コネクタを指定する前に、ニーズを理解していることを確認してください。

ベンダーを選択する前に、テストするすべてのDUTに必要なテスト・システム・ハードウェア(これは、レシーバーの大きさを決定するのに役立ちます)、テストする仕様と精度、およびDUTの寸法が決まっている事を確認してください。
DUTがPCB(プリント基板)の場合、CADファイルはPCBの配置に重要です。 この情報は、レシーバーとITAのサイズを選択し、適切なピン配置、レシーバー・コネクター、および必要な配線を構成するのに役立ちます。

自動テストシステムの相互接続方法の詳細については、「SwitchMate- Practical Guide to Switching for Automated Test Systems」をダウンロードしてください。

PXI/LXI自動テストシステム

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