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大型リレーを必要とするテストシステム

大サイズのリレー (外部負荷の駆動) を必要するテストシステム

様々なテストシステムが抱える課題

  • PXIシャーシに入りきらない大きさのソレノイドや、ハイ・パワー・リレーを利用したい
  • マイクロ・ウェーブ・リレーを利用する際に、シャーシ間の配線の引き回しを避けて、損失やVSWRを考慮したRFパスを実現したい

この課題は、PXIモジュール型のスイッチではなく、PXIモジュールから制御できる、外部負荷としてスイッチを駆動できれば解決します。

外部負荷を駆動するシステムの抱える課題

  • 過渡電圧の発生

    外部負荷を利用したい場合には、様々な注意事項があります。例えば、リレーコイルを駆動すると、特にコイルの逆起電力抑制回路に欠陥がある場合は、スイッチが開いたときに大きな過渡電圧が発生する可能性があります。

  • 大きな突入電流

    容量性負荷スイッチングの突入電流が大きい場合があります。

  • 損傷から保護からできるドライバー

    テストシステムは、耐用年数が必要な場合、動作部品と故障部品の両方に対処できる必要があるため、外部負荷を駆動する場合は、ドライバー自体とテストシステムの両方の損傷から保護するドライバーを使用することが重要です。

  • 駆動電圧の正常値確認機能

    一部のアプリケーションでは、駆動される負荷に対して、正しい電圧であることを確認することが必要とされます。

解決策:PXI 外部負荷駆動用デジタルI/Oモジュール

ピカリングインターフェース社の製品は、このような用途向けの各ソリューションは、一連の保護対策を提供します。

  • 電圧スパイクがドライバーを損傷するのを防ぐ電圧クランプ。これは、誘導負荷を駆動するときに特に役立ちます
  • 電源システムを損傷したり、容量性負荷への突入電流を制限したりする可能性のある過剰な電流が流れるのを防ぐ電流制限
  • ドライバーがオーバーヒートするとシャットダウンする温度制限

上記機能の組み合わせにより、ピカリングインターフェース社のPXIデジタルI/Oモジュールは非常に堅牢であり、偶発的な誤用による損傷を受けにくくなっています。 PXI デジタルI/O モジュール 製品一覧 資料のダウンロード お問合せ

PXI 外部負荷駆動用デジタルI/Oモジュール概要:

ピカリングインターフェース社では、お客様のニーズに合わせて、リレー駆動専用のモジュールからデジタルI/Oとして活用できる機能を持ったモジュールまで、様々な製品を用意しております。

40-411 : PXI 64チャンネル外部リレー駆動用モジュール

PXIカード40-411のフロントパネル

40-411は、負荷の一方の端子をグランドに接続するように設計された64の出力を提供します。 1A定格で、60Vまでの電圧を処理できるため、多くの負荷スイッチングアプリケーションを処理できます。

たとえば、外部正電源を使用してSP6Tマイクロ波リレーを駆動する場合、1つのモジュールで10個のリレーをサポートできます。 電流および電圧定格は、すべての一般的なコイル設計(12V、24V、28V)を処理するのに十分であるため、10個のSP6Tマイクロ波リレーを単一のモジュールでサポートできます。 40-411は、SP8T(8オフ)やSPDTなどの他のマイクロ波リレー構成の駆動にも使用できます。

40-411のフロー図

40-412 : PXI 32チャンネル外部負荷駆動用デジタルI/Oモジュール


PXIカードのフロントパネル40-412

40-412は32チャネルをサポートし、40-411とは異なり、負荷を電源またはグランドのいずれかに切り替えることができます。さらに、このモジュールにはデジタル入力機能があり、負荷ドライブに接続することで、ユーザーが電圧を設定できる2つの電圧しきい値を下回るか上回るかを確認できます。

SP6Tマイクロ波リレーの場合、このモジュールは、1つのPXIスロットで5個のを駆動できます。また、コイルドライブが正しく駆動されていることも確認できます。

40-412-101のフロー図

産業用制御システムでは、負荷を24Vなどの負荷から駆動し、負荷電圧が供給電圧の20%未満または供給電圧の80%を超えていることを確認できるのが一般的です。 40-412は、適切に設定した2つのしきい値に対する、評価結果をデジタル入力のステータスとして単純に読み戻すことができる、洗練された機能を提供します。

2つのデザインの読み込み方法が提供されます。1つは高速パラレル読み取りに基づくもの、もう1つは低速シリアル読み取りに基づくもので、前者は後者よりも高価です。このトピックの詳細については、40-412の読み取り操作速度についてを参照してください。
40-412の読み取り操作速度について

40-411と同様に、完全に保護された設計になっており、出力定格0.4Aで最大50Vのほとんどの負荷に対応できます。 また、マイクロ波リレーの駆動や、外部リレーコイルが正しい電圧で駆動されていることを確認するための読み取り機能も使用できます。

40-413 : PXI 32チャンネル外部負荷駆動用デジタルI/Oモジュール

40-413 PXIカードのフロントパネル

40-413は、32チャネルの出力と32チャネルの入力読み取り機能を提供する点で40-412に似ていますが、主な違いは、最大40Vの電圧で2Aの高電流を処理することです。したがって、はるかに大きな負荷を駆動できます。 入力読み取り機能は、40-412と同様の方法で2つの閾値電圧に対してシリアル読み込みを提供します。 40-413-001 PXIカードのフロー図

LXIソリューション

PXIデジタルI/Oソリューションは、イーサネット制御ソリューションを好むユーザー向けに、LXIモジュラーシャーシからも利用できます。
LXIソリューションについて

PXI マイクロ波向けモジュールについて

ピカリングインターフェース社製マイクロ波ソリューションの一部には、 シャーシの外部スイッチを駆動するためのポートを持った製品(構成の項目にリモート・マウントと記載)も用意しております。 PXIマイクロ波向けモジュール製品一覧

PXI/LXI自動テストシステム

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