シグナル・ルーティング・ソフトウェア「Switch Path Manager」
ピカリングインターフェース社のシグナル・ルーティング・ソフトウェア「Switch Path Manager (SPM)」は、スイッチングシステムを介した信号ルーティングを簡素化し、スイッチングシステムのソフトウェア開発をスピードアップします。
Switch Path Managerは、スイッチ・モジュール間の接続 (インターコネクト) を制御するプログラムの開発作業を効率化します。
Switch Path Managerでは、スイッチの接続先の情報を専用のGUIから登録し、短絡が事故に繋が信号などをグループとして登録することで、スイッチ・システム全体のモデルを作成し、相互に接続したい、スイッチの最終的な接続先を指定するだけで、SMPが間のスイッチを自動的に適切に切り替えることで、迅速で安全かつ効率的にスイッチ・システムの信号のルーティングが可能となります。
Switch Path Managerでは、フルバージョンと低コストなライトバージョンを用意しております。
SPMの特長
- 複雑なスイッチング・システムを管理
- スイッチング・ソフトウェア開発時の労力を低減
- デバッグ・モニタ /マニュアル制御機能
- ピカリングのすべてのPXI、LXI、PCIスイッチングをサポート
- Windows 32ビットまたは64ビット互換C、C++、.NET、LabWindows/CVI、LabVIEW向けAPIを利用可能
- 無償評価版ライセンス
- 短絡が発生する操作を事前に検出し、接続先の保護やスイッチング・システムを安全に保護する機能を提供します。
SPMを使用せずに、スイッチ・システムの制御する場合は、異なる電源系統の信号が短絡しないように、プログラマーが全てのスイッチの操作を綿密に確認する事が求められます。SPMでは、ソフトウェアにり、自動的に短絡を回避します。
次の例では、赤、青、緑に色分けされた3つの電源系統が存在し、2つのマトリクス・スイッチを2極のタイプのリレー・スイッチによって、相互に接続できる仕組みとなっています。
2極のタイプのリレー・スイッチは、2つのスイッチが連動して同時にオン/オフされますので、赤色の系統同士を接続するために、マトリクス・スイッチのY2同士を接続すると、同時にY1同士も接続されます。SMPは、この様な場合であっても、青色の系統と緑色の系統のパスが短絡する事を自動的に回避します。
SPMが持つ接続先の保護機能は、電源やGNDなどの重要な、系統の偶発的な接続を防ぎます。
下記の例では、電源系統(Y1, X2, X3)およびGND系統(X5, X6, X7)を、異なる系統の保護グループと設定することで、SPMは、ソフトウェアにより、異なる系統のグループの信号が短絡する接続をPソフトウェア的に回避することができます。
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