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センサーシミュレーション

センサーシミュレーション向けプログラマブル抵抗ソリューション

電子制御ユニット(ECU)やIoTで利用されているセンサー・ネットワークのノードは、制御対象の機器を監視するために、多数の様々な(温度、ひずみ、距離等を測定する)センサーからの情報に依存しています。

ECUをテストするために使用されるハードウェア・イン・ザ・ループ(HIL)システムは、ECUが現実世界で動作しているときと同じように、正確にテストベンチ上で動作することを保証するため、可能な限り正確にこれらのセンサーの動作をシミュレートする必要があります。ピカリング社は、医療、自動車、航空宇宙の分野のテストでセンサーシミュレーションに使用するために、様々な用途に合わせたPXIプログラマブル抵抗モジュールとPCIプログラマブル抵抗カードをご用意しております。

特徴

  • プラットフォーム
  • PXIとPCIの両方のソリューションを提供しています。
    また、ピカリング社のPXIモジュールはピカリング社のLXIシャーシに入れる事でイーサーネットから制御する事ができます。

  • チャンネル数
  • 1~8チャネルの製品を提供しています。

  • 抵抗値の範囲
  • ショート~数十MΩまでの広い範囲の抵抗値を提供しています。
    センサーやひずみゲージをシミュレートする用途向けに細かい分解能を持った狭い範囲のモジュールやカードも提供しています。

  • 分解能
  • 設定できる抵抗値の分解能は、様々な用途に合わせて0Ωから2mΩまでの製品を提供しております。

  • 定格
  • 一般的に精密プログラマブル抵抗は100mW、汎用プログラマブル抵抗は最大1Wまでです。
    また、最大15W定格のPXIプログラマブル負荷抵抗モジュール(モデル40-492)も提供しております。

  • 最小の抵抗値
  • 最小の抵抗値は、リレーの接点と銅配線による損失により誤差が生じます。
    低い抵抗値のモジュールやカードは、広い抵抗値の範囲を持つことができません。

  • 精度
  • 高精度な製品を実現するため、低損失のパスを採用し、熱起電力による影響を管理し、安定性の高い抵抗器の採用する慎重な設計を行っています。

  • キャリブレーション・ポート
  • キャリブレーション・ポートにより、ユーザがフロントパネルからコネクタを外すことなく、抵抗のチャンネルを確認することができます。正確な四端子測定を実行するためにDMMを任意の抵抗のチャネルに接続するために使用することができます。

  • プログラマブル抵抗のカスタマイズ
  • お客様が必要とする精度、範囲、チャンネル数、定格を満たす製品が無い場合は、カスタマイズ品のPXI/PCIモデルの提供や新バージョンの設計も行っております。

プログラマブル抵抗モジュールについて

ピカリング社のプログラマブル抵抗モジュールは、センサーの抵抗値の変化をシミュレートするために理想的です。微細な抵抗値の調整機能に加えて、ECU対してセンサーからの接続に生じた障害をシミュレートするために、オープンおよびショートを行う機能を持っています。

測温抵抗体(RTD)のシミュレート用(PXI 40-262シリーズとPCI 50-262シリーズ)と、ひずみゲージのシミュレート用(PXI 40-265シリーズと PCI 50-265シリーズ)のモジュールが専用のバージョンとして作られています。

プログラマブル抵抗は、抵抗値を制御する事により、実際の負荷やセンサーの代わりをします。

詳細につきましては「プログラマブル抵抗とは?」のページをご参照ください。

ピカリング社の抵抗モジュールに関する技術的な質問につきましては、ナレッジベースのページをご覧頂くか、アンドールシステムサポートまでお気軽にお問合わせください。

ピカリング社ナレッジベースのURL:
https://www.pickeringtest.com/ja-jp/kb/hardware-topics/resistor-modules

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PXI/LXI自動テストシステム

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